「記号」を入力して変換すると、郵便番号マークや音符などさまざまなものが入っています。

これが一覧で見れたら便利だと思いませんか?

そこで今回は、Illustratorの「字形パネル」を、私が実際に活用している方法とともにご紹介します。

目次
・活用術(1)特殊記号や異体字を探す
・活用術(2)アウトライン化して使える模様や絵文字
・活用術(3)かな入力のフリーフォント

活用術(1)特殊記号や異体字を探す

字形パネルの表示方法

まずは字形パネルを表示します。

上部のメニューバーの
「ウィンドウ」→「書式」の中に「字形」があります。

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クリックすると、字形パネルが開きます。
ここで、収録されている字形を探すことが出来ます。

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異体字を探す場合

例えば、斉藤さんの「斉」の異体字を探します。

字形パネルの中の「斉」を長押しすると、
別の異体字が表示されます。

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変更したい異体字を選ぶと、反映されます。

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活用術(2)アウトライン化して使える模様や絵文字

フォントの中には、
特殊な字形が入っていることがあります。

例:Zapfino

例えば、筆記体の美しい「Zapfino」。

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じつは収録されているアルファベット以外に、
装飾文字が入っています。

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アウトライン化すれば、
シェイプ素材として使えるので意外と便利です!

その他に使えそうなフォント

Zapfinoの他に、
「Apple Symbols」や「Zapf Dingbats」などもオススメです。

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活用術(3)かな入力のフリーフォント

ローマ字入力未対応のフォント

日本語のフリーフォントには、
キーボードの「ローマ字入力」に対応していないものもあります。

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(画像引用元:FMVサポート

普段ローマ字入力している身からすると、
「かな入力」は非常にストレス極まりない!!

そこで、字形パネルが役に立ちます。

例:カリン91

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(フォント配布元:gau+

とは言うものの、

パネルは綺麗に五十音で並んでいるわけではないので
ここから探さなくてはなりませんw

なので、あくまでも「っ」や「。」などを探すのに便利かな
と言ったところです。

※ちなみにgau+さんは、配布フォントの中にキー配列のマップがはいってます!

Illustratorの字形パネル活用のご紹介でした。
字形パネルは一覧で見れるので、フォントをプレビューしたいときも結構便利です。ぜひ、活用してみてください!

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