img131202Photoshopで作業していると、メモリが低いパソコンだとどうしても動作が重くなりがちです。メモリがすぐに増設できればいいですが、そう簡単にいかない!そんな時にすぐできる対処法を集めてみました。

重くなってから、普段から、事前にできるの3つにわけて紹介していきます。

1、重くなってからの対処法

メモリを全てクリアにする

上のメニューバーから[編集]→[メモリをクリア]→[すべて]で、Photoshopが記憶している情報をすべてクリアできます。

参考記事:[Photoshop]動作が重くなったらメモリ全クリア – COMD

2、普段から気をつける対処法

使わないレイヤーを統合する

参考記事:Photoshopの動作を軽くしよう – entacl Lab.

3、事前にできる対処法

環境設定のパフォーマンスでヒストリー&キャッシュを調整する

上のメニューバーから[編集]→[環境設定]→[パフォーマンス]で、「ヒストリー&キャッシュ」という項目の数値を調整します。ヒストリーは作業履歴なのでできるだけ少ない数値に。キャッシュレベルは、entacl Lab.さんでは最大の8にするといいと書いてあります。自分で試しながら調節するのがいいようです。

参考記事:
Photoshopの動作を軽くしよう – entacl Lab.
Photoshopの動作を軽快にするための10のポイント – コリス

Photoshop中心ならメモリの使用量を75〜80%にする

上のメニューバーから[編集]→[環境設定]→[パフォーマンス]の「メモリの使用状況」の数値を調整します。コリスさんによると、Photoshop中心なら75〜80%、他のアプリケーションも開いているようなら50%がいいそうです。

参考記事:Photoshopの動作を軽快にするための10のポイント – コリス

フォントプレビューサイズをなしにする

Photoshop CS5.xの場合

上のメニューバーから[Photoshop]→[環境設定]→[テキスト]で「テキストオプション」の「フォントプレビューのサイズ」という項目のチェックをはずします。

Photoshop CS6/CCの場合

メニューバーの[書式]→[フォントプレビューのサイズ]で[なし]を選択します。

フォントのプレビューが見れなくなりますが、たしかにたくさんフォントがあるとプレビューが遅いときがあるので、思い切ってプレビューを使わないのもいいかもしれません。

参考記事:
Photoshopの動作を軽快にするための10のポイント – コリス
フォントのトラブルシューティング (Photoshop CS5/CS6/CC) – Adobe Photoshop Help

(※本項目の一部を修正・追記しました。2014/08/12)

レイヤーのサムネールサイズをなしor最小にする

「レイヤー」パネルの左上にあるパネルオプションでサムネイルサイズを「なし」か「最小」にするといいそうです。

参考記事:Photoshopの動作を軽快にするための10のポイント – コリス

他にもいろいろ対処法があると思いますが、わかりやすくてすぐできそうなものを並べてみました。ちなみにAdobeでも「パフォーマンスを最適化する | Photoshop CS4、CS5、CS6」で紹介しています。

Photoshop は『RAM(ランダムアクセスメモリ)』を使用して画像を処理しているらしく、このRAMが鍵になるようです。まだまだ私も勉強不足なので、これからも調べていきたいと思います!

 

Pocket