今日(1月の第2月曜日)は成人式。成人式と言えば華やかな振袖ですね。
そこで今回はそんな振袖も飾る、和柄の意味をまとめてみました。デザインに素材として使うときに、ちょっと知っておくといいかもしれません。

和柄とは?

平安時代中頃からデザインされた文様

一般的に和柄と呼ばれているものは、平安時代中頃から製作されたものが中心のようです。おもに文様をパターン化したもので、中国(当時の唐・隋)の影響を受けたといわれています。
日本の長い歴史の中でいろいろな日本の伝統や四季が取り入れられ、現在のような和柄になっています。

和柄(和の文様)の意味

以下は、代表的な和柄の一例です。
ここでは文様自体の名称ではなく、使われているモチーフを例にあげています。

亀甲

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亀の甲羅をおもわせる正六角形の幾何学模様です。
昔から亀は「長寿・吉兆」の象徴。おめでたい文様です。

七宝

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同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねて繋いでいく模様です。
七宝の円形は「円満」を表すことから、縁起の良い文様です。

麻の葉

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形が大麻の葉に似ていることが名の由来です。
麻の葉がまっすぐすくすくと育つことから「成長」や「子の健康」などの意味があります。

唐草

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葉や茎、蔓(つる)植物などを曲線でつないだ文様です。
蔓は生命力が強く、成長していくことから「長寿」や「繁栄」などの意味があります。

矢絣(やがすり)

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矢羽を図案化した文様です。
結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない(射た矢が戻ってこないため)といわれるようになり、縁起柄とされるようになったそうです。

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扇は末が広がることから、末広で「発展」することを意味します。

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海の波を扇状した模様です。
絶えまなく続く穏やかな波のように、「平穏」な暮らしが続くようにという意味があります。

雪(雪輪)

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雪の結晶の形から生まれた文様です。顕微鏡のない時代から雪の結晶は「六花」といわれていました。
「冬の情景」や「涼しさ」を表現するときに使われます。

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春の代表的な花です。
春を連想させ芽吹くことから、「物事の始まり」として縁起が良いといわれています。

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梅は「百花のさきがけ」というように、厳寒の中で香り高く咲き始める姿から「忍耐力」の象徴といわれています。

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松の葉は常に緑を保つことから「長寿」の象徴とされています。
また、雪や霜にあたっても葉の色が変わらないことから「春まで待つ」という意味もあり、それが「長寿」「延命」につながるとも考えられているそうです。

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竹は、松、梅とともに冬の寒さに耐える歳寒三友の一つです。
冬でも青く、しなやかで強く折れることのない竹は「威勢」などの意味があります。

牡丹

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牡丹は百花の王、瑞花として、また不老長寿の象徴として中国では特に好まれいたそうです。
また「幸福」の象徴といわれています。

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菊は、中国では「不老長寿」の効があるとされてきました。

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サナギから蝶に羽化する様子から、「復活」「変化」「不老不死」などの意味があるそうです。
また「長」の音から、「長寿」などの意味があります。

参考サイト
・文様図鑑
・文様の種類(着付け教室鳳美)
ハンカチの和柄(文様)には、それぞれ意味があるって本当?

鈴木:私が振袖の柄を選んだ時もあまり意味まで気にしたことはありませんでした。ほかにも和柄(和の文様)はたくさんありますので、由来を調べてみるのも楽しいですね。個人的に「雪」はこれが雪だとは知らなかったので驚きでした!

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※ この記事は2年以上前に書いたものです。すでに情報が古くなっている可能性もありますのでご留意ください。